さっそくですが、この記事で分かることは下記のとおりです!
なお、この記事で言う『デザイナー』はグラフィック・WEBなどのデザイナーを指しています。
ファッションやインテリアデザイナーではないのでご注意ください。
デザインの勉強って専門学校とか美大に行かなきゃダメ?
独学でプロになるのは無理?
ほかに方法ない?
という質問にお答えします!
結論から言えば、出せるお金やかけられる時間によって回答が変わってきます!
多摩美術大学を卒業→デザイン会社勤務→企業のインハウスデザイナー(企業の中にいるデザイナー)になった筆者が、自身の経験をまじえて解説していきますね。
\ デザインの勉強法はこの5つ/
- 独学
- WEBスクール
- 専門学校
- 美術大学
- デザイン会社
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結論!本職のプロデザイナー志望にオススメの勉強法!
結論①
若くて健康!最速最大で学びたい!
↓
『デザイン会社に就職』
一番効果が高く、お金がかからないのはデザイン会社にアルバイトや契約社員などで、とにかく入社してしまうことです。
20代なら未経験でも採用してくれるデザイン会社はあります。
じつはこれ、就職がむずかしいと言われるグラフィックデザイナーに未経験でなるウラ技でもあるんです。
つまり、とにかくアルバイトでいいので入社する→社員さんとコネクションをつくる→現場のプロに自分の作品の添削をしてもらう(休み時間などに)→繰り上がりで契約社員・社員をめざす!
という感じです。
最大のポイントは、評判がよく腕のいい企画提案をするデザイン会社に電話で突撃するくらいの強いハートで自分を売り込み→入社することです。
制作だけのデザイン会社だと、ただ「つくる」だけの低スキルしか身につきません。
企画提案ができないと低価値=デザイン費が低単価になってしまいます。会社えらびには気をつけましょう!
これがもっとも再現性が高く、お金ももらえ、高いスキルが身につく最高の方法です。
デメリットは、ブラックなデザイン会社の見極め・強いハート・コミュ力が必要なことです。
結論②
無理なくゆっくり勉強したい!
↓
『WEBスクール』
とは言え、いきなりデザイン会社に就職はハードルが高いので、大多数はこちらでしょう。
デザイン会社に就職できない人は、WEBスクールがオススメです。
もちろん、お金に余裕があるのなら専門学校や美大に行くのも良いです。が、現実問題として数百万単位のお金を用意するのはむずかしい、という判断から除外しました。
美大は奨学金で通学してもあとの返済が大変ですし、二浪三浪の人や天才がゴロゴロいるため、奨学金免除狙いで成績上位を取るのも大変です。
金銭に不安がある場合は、私立美大への進学は慎重になったほうがいいです。
なるべくお金をかけたくない人も、短期でいいので一度WEBスクールへ行ってプロの添削は受けたほうがいいよ!
なんで?
それなら完全な独学でよくない?
WEBスクールがおすすめの理由は、『脱落せずに早くAdobeを勉強できる』『プロフィールにスクール卒業と書ける』『プロの講師に添削してもらえる』の3つです。
WEBスクールがオススメの理由①
理由①
独学はAdobeの勉強がキツイ。
Adobe(アドビ)は簡単に言うとプロ御用達のむずかしいデザインソフトのことです!
プロデザイナーでも機能の3割使えればOK!というほど多機能で、PC慣れしてない人だと挫折しやすいソフトだったりします💦
でも、世の中には無料のソフトもあるじゃん。
Adobeじゃなくてもよくない?
おこづかい稼ぎだったり、駆け出しならそれでOK。
でも本腰を入れるなら、Adobeは必須です!
デザインを本職として勉強する場合、『本格的にお金をいただくプロレベル』を視野に入れるならAdobeのIllustrator(イラストレーター)とPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
なぜかと言うと、デザイン業界は「Adobeが使えないデザイナーは日本に存在しない」と言っていいほどAdobeが浸透しているので、これが使えないときびしい環境なのです。
※Adobe Creative Cloudの金額は概算です。詳細は公式をご確認ください。
駆け出しのころや「高額の企業案件は受けない・個人客しか相手にしない!」という方ならAdobeなしでOKですが、プロに近づくにつれてしんどくなります。
例えば、下記のようなことに困ることになるんですよ……。
\ Adobeできなくて困ること /
- 高単価が期待できる企業案件がほぼ受けられない。
- Adobe系の保存形式提供による追加料金を受け取れない。
- 高度なデザインテクニックを使えずチープなデザインになる。
- デザインクオリティが低いため、高単価の仕事を得られない。
中でも『単価を上げられない(安いデザイン料になってしまう)』が深刻です。
例えばパワーポイントの場合、ココナラなどでは2,000円~3,000円の価格帯が主流です。
低単価案件だと数をこなさなければいけない→結果として月々の売上は30万ぐらいが限界となります。これを打破するために、なにかしらの付加価値をつけて高単価なデザイン料を受注する必要があります。
そのため、デザインの勉強=デザイン&Adobeの勉強となります。
Adobe操作スキルはほぼ必須です。
じゃあ本でAdobe勉強するのは?
挫折や中途半端になる人が多く、時間がかかりすぎるのでスクールがオススメです。
独学は自己を律する精神力が強くないと続きません。
独学でプロになった方の話を聞いたことがありますが、この方はデザイン会社に就職するまでに5年かかっていました。
これがスクールなら、数ヶ月~1年もあれば就職が可能です。
また独学の場合はプロの指導を受けていないので、入社してもデザインレベルは会社で最下位のクラスから始まると覚悟したほうが良いです。
さ、最下位とか大変じゃない?
昔のデザイン会社は退社させられたりして大変だったよ。
今はそこまでひどくないだろうけど。
スクールでプロの先生の指導を受けていれば、自分のレベルやプロ水準が多少は分かります。
5年勉強している間に、ライバルのスクール生は就職してプロになって活躍してしまうので、とにかくプロがいる場所に身を置くことをおすすめします。
WEBスクールがオススメの理由②
理由②
独学は別の実績が必要。
WEBスクールに通って卒業すると、短期・長期にかかわらず、プロフィールに実績を書けるのもオススメ理由の一つです。
WEBスクールの実績なんて、書いても意味なくない?
独学でコネがない場合は、SNSやブログなどで集客が必要です。
そのときプロフィールに肩書や実績がないとかなり大変だよ。
知名度がない場合、プロフィールに『独学or空欄』の人と『WEBスクール○○履修済み』とある人では、後者のほうが信用されやすく仕事を取りやすくなります。
たとえば、これからデザイン発注しようとする人が、
デザインは独学ですが、やる気と自信はあります!
お仕事募集中!
デザインは○○スクールのWEBデザイナーコースを修了!
得意な分野は○○なデザインです!
お仕事を大募集しています!
だと、後者のほうがお金をかけているぶん、やる気も伝わってくると思います。
『独学で少しデザインができる』という人は世の中にゴロゴロいますが、同じ力量・同じ金額のライバルがいた場合、依頼主が比較するのはプロフィールです。
プロフィールで勝敗が決まります。
独学の場合は、スクール修了に匹敵する実績を記載しましょう!
独学はお金をかけていないだけあり、本人はできているつもりでもデザイン水準が低いことが多いです。
専門学校までは行けずとも、せめて短期のWEBスクールくらいには行って、プロ講師の添削を受けて力量チェックをしてください。
WEBスクールにも色々なコースがあるので、最初は短期のお安いコースを選んで学習してみるといいですよ!
一番安いのは以下の「Adobe+1ヶ月の学習動画+講師の添削3回」のセットなので、とりあえずこちらをご検討いただくと良いと思います!
>デジハリ・オンラインスクールAdobeマスター講座 [ソフト付属]
筆者が実際にデジハリを購入したときの詳細記事はこちら。
WEBスクールがオススメの理由③
理由③
独学は、プロに添削してもらえない。
デザインは、プロによる作品の添削が超重要です。
デザイン会社や学校なら指導してくれる人がいるけど、独学じゃなにが足りないのか、よく分からないでしょ?
確かに原因は分からないけどイマイチってことあるわ。
あと「自分のレベルってどのくらいなの?」って思ったり。
あと、独学は環境的に楽なほうに流されるよね。
課題の締め切りとかないから、強い精神力がいるし。
完全な独学の場合、どうしても最初はプロの視点や自分のレベルが分からない状態です。
そしてこれは、本や動画で学んだだけでパッと習得できるものではありません。
どうしても最初は審美眼がないので、自分のデザインが何円ぐらいなのか、レベルはどのぐらいなのか判断できないんです。
わたしも昔は相場を知らず、今にして思えば5万はもらうべきデザインを500円で友人にしたりしていました。
適正なデザイン価格を設定をするためにも、プロに直接意見をもらう機会は作るべきです。
予算の許す限りでいいので、WEB講師などの添削を受けて自分の実力を理解しておくことをオススメします。
なんどもオススメしちゃいますが、独学でも紹介してるデジハリのAdobeマスター講座には、講師の添削がついてます。
WEBスクールでは、これが最安です!
デジハリのAdobeマスター講座は添削期間2ヶ月間 /3回までだから気をつけてね。
スクールのおためし版みたいなもんですので。
デザインの勉強法5つを解説
各勉強法の特徴は、上の3枚の画像にまとめられます。
基本、美術の勉強はお金がかかるので予算にご注意を!
無理して私立美大に行くと奨学金の返済など、すごく大変です。
美大ってふつうの大学よりお金かかるもんね~。
PCとかAdobeのソフト料金とか教材とか、なにかと費用がかさむんだよね……。
以降では各勉強法をくわしく解説します!
独学
独学は安さはダントツですが、プロを目指す場合はあまりオススメできません。
完全初心者が通信講座と本だけでプロをめざす場合は、かなり覚悟してのぞんでください。
本を読んでも機能満載で、わけ分かんないんですけど!
自分にどの機能が必要かも分かんないし!
と、かなり高確率でなりがちです。
「それでもオレはやる!」という方は、YouTubeよりも品質が保証されたAdobe本家が提供している講座(無料)が初心者さんにはオススメですよ。
あとはプロデザイナーが個人で開いてるオンラインサロンなどに入るのもいいですよ!
WEBスクールよりは割安なことが多いです。
サロンは講師の人の力量で質が左右されるよ。
見極めて入るようにしてね!
独学にはスマホやゲームなどの誘惑に流されない、鋼鉄の意志が成否の分かれ目です。
ほんとうにかなりの精神力がないと勉強が続かないので、注意してくださいね。
\ メリット /
- とにかく安い!
- 無理なく勉強できる。
- お金や年齢に関係なく勉強できる。
\ デメリット /
- 自己流なので成長速度がものすごく遅い。
- 通信講座と本だけでAdobe学習は難度高め。
- 誘惑に負ける。強い意志がないと勉強が続かない。
- 最初はプロフィールに実績を書くことができない。
- 筆者の周囲に完全独学の人はいない。(なにかしら学校に通っている)
なお、Adobeソフトは普通に公式サイトで買うと月6千円ぐらいするので、社会人は通信講座に入って付属のAdobeアカデミック版を使用し、毎年更新していくのが最安です。
アカデミック版は年間7万超え→4万弱に安くなります!
デメリットは1年間の一括契約しかできないこと。
2ヶ月だけとかなら正規の月払いが安いです。
アカデミックって制限とかないの?
商用で使っちゃダメとか。
正規版と同じだからだいじょうぶ!
商用で使ってOKと公式も言っています。
わたし自身も、デジハリのアカデミック版を使ってるよ!
オススメは、わたしも愛用してるデジハリのAdobeマスター講座です。
ここでは、Eラーニング的な感じで約1ヶ月(40日程度)、IllustratorやPhotoshopなどの基礎講座を動画で勉強できます。
もちろん、講座をガン無視してソフトだけひらすら使うのもまったく問題なしです。
アナタ100%ソフト利用で使ってるもんね~。
そしてなんとデジハリは、他社の『たのまな』だと追加料金のかかる添削が無料でついています!
添削期間2ヶ月間 /3回まで、プロ講師の添削つきなのです!!
実際の画面がこちらです。
なお、添削してもらえる課題は以下のとおり。
たった3回の添削なので、劇的なレベルアップは見込めませんが、初心者にはもってこいです!
\ グラフィック課題はこれ /
- フライヤーをつくろう。
- DM(ダイレクトメール)をつくろう。
- 自由課題。
\ WEB課題はこれ /
- トップページと下層ページの作成。
- ランディングページの作成。
- 自由課題。
ほかの通信講座はキャンペーン期間を逃すと高くなることがあります。
長く・安く学ぶならいつも安い価格で売ってるデジハリがイチオシですね。
他社のキャンペーン価格=デジハリのいつもの価格なのです。
わたしはいつもデジハリですよ~。
申し込んだら、どんくらいで使えるようになるの?
デジハリはクレジットカード決済→即始められるよ!
デジハリはクレカ決済だとすぐにIDがメールで届いて超ストレスフリーです。
(ちなみに同じAdobeプラチナスクールパートナーの『たのまな』だと、発行に1週間ほどかかるもよう)
あとわたしのまわりも、使ってる人はみんなデジハリですね。
デメリットは返金保証がないこと、テキスト教材がないこと。
間違ってちがう講座を申し込んだら、お金は帰ってきません!
あと、学習動画の視聴期限1ヶ月が短いかなぁ。
でもタダでプロ講師の添削ついてるし、安いからじゅうぶんかな。
くわしく比較検討したい方は、こちらの記事をどうぞ。
独学で基礎を身につけるなら、最初に買うオススメ本はこれ!
\ おすすめポイント /
- デザインの教科書。基礎はこれ1冊でほぼOK!
- デザインの基礎がくまなく学べて、長く使える!
- ずっしりぶあつい本でページ数も多く、満足度も高い!
『デザイン入門教室』がむずかしい人はこれ!
- オビのゆるキャラが楽しくかわいく教えてくれる!
- 『デザイン入門教室』にはないVI(ビジュアルアイデンティティ)についても書かれている!
- 「もう一冊デザインの基本書を持っておきたいかも」という人にもオススメ!
\ おすすめポイント /
- ビジュアルに特化したデザインの指南本。
- 具体的な方法は書かれていないので、やや中級者向け。
- ビジュアル重視でキレイなため、見ているだけでも楽しい!
\ おすすめポイント /
- ノンデザイナー向けのNG・OK例を集めた本。
- 審美眼がきたえられると不要になるので、初級~中級者にオススメ。
- その名のとおり、やってはいけないことがズバリあって分かりやすい!
『やってはいけないデザイン』がむずかしい人はこれ!
- デザインがまったく分からなくてもOK!
- なんと言ってもマンガなので分かりやすい!
- とにかく文章を読みたくない人、楽しく勉強したい人にオススメ!
このあたりの本で基礎を学んだら、『レイアウト』や『タイポグラフィ』、『ロゴ』『ブランディング』など、さらに専門に特化した本を集めていくといいですよ!
WEBスクール
お金がなくデザイン会社の就職が難しい場合、筆者が推奨するのはここです。
独学と並行しつつ、自分の実力を知るためにも講師の添削がたくさんあるスクールをえらび、受講してください。
\ スクールの見極めポイント /
- 就職サポートなどはあるか。
- 自分の適性に合ったデザイン分野か。
- プロ講師の添削をたくさん受けられるか。
デザインする→添削してもらう→またデザインする、が一番の上達方法です。
フィードバックが命だと思ってください。
短期のWEBスクールでは基本、デザイン力が劇的に上がることはないです。
WEBスクールでも、以後のたゆまぬ努力が必要なので気をつけてくださいね。
個人的にはデザインはそこそこで割り切って、Twitterのフォロワーを増やしたり、ほかの専門分野をかけ合わせることで『○○もデザインも両方できる人』になるのが1番コスパがいいと思います。
デザインを極める道は、長くけわしいのだね。
WEBスクールは受講期間が1ヶ月~1年くらいまでコースがたくさんあります。
費用も高額になってくるので、最初は短期で雰囲気をつかんで、そのあと高額コースを検討するといいですよ。
\ メリット /
- 専門学校などに比べ、お金がかからず最小限。
- 独学よりは課題提出などの強制力があり、続けやすい。
- 通ってみて、合わなかったら比較的気軽にやめられる。
- いろいろなコースを受講し、自分のデザインの適性を確認できる。
\ デメリット /
- 成長速度はふつう~やや遅め。
- 意思が弱いと中途半端な実力になりやすい。
- 専門学校などに比べ強制力が低いので、なまけやすい。
- Twitterのフォロワーを増やすなど、能力のかけ合わせを推奨。
WEBスクールなら、独学のところで紹介したデジハリさんはオンラインスクールもやっています!
有名な『テックキャンプ』等と比べお値段の表示が明快なので、やるならこちらで短期がオススメ。
テックキャンプは実際のサイト見ても、料金がイマイチ分からないんですよね。
それでいて必ず無料カウンセリングにものすごい誘導されるので、なんだかなぁという気持ちになります。
ただ、どんな理由でも返金できる点はメリットでした。
なお今の時代、特にこだわりがないならグラフィックデザイン(印刷媒体・グラフィックメイン)よりもWEBデザインを勉強するのがオススメです。
理由は単純で、就職口がWEBのほうが多いから。
なので就職が関係ないなら、お好みでジャンルを選んでOKです。
理想は両方+生成AIを学んでおくことなので、最終的には全般的に独学していったほうがいいですよ!
個人的に、デジハリさんのスクールが一番安心感があります。
私も実際に使ってる『Adobeアカデミック版』を提供してくれてるところです。
WEBデザイナーコースだと一番安くても3ヶ月コース約20万とお高いですが、独学の次に安い勉強法なると、このくらいの金額になってきます。
下にスクロールすると10万弱のコースもありましたが、基礎を2ヶ月しか学べず実用的ではないのでオススメしません。
「10万、20万も払えない」という人は、独学でオススメしたデジハリのAdobeマスター講座を受講してください。
Eラーニング的な感じで約1ヶ月(40日程度)、基礎講座を動画視聴できます。
しかも、添削期間2ヶ月間 /3回まで、プロ講師の添削つきです。
返金保証はないので、そこだけ気をつけてください!
申込方法については損しないためのコツがあるため、以下の記事も参考にしてみてください。
専門学校
ここまでくると、ふつうに勉強して卒業すればデザイナーになれます。
学校でライバルにかこまれて勉強し、教師の質も基本的に担保され、学校宛に就職の案内もあります。
(教師のツテでデザイン会社に入れたりするパターンもあります)
ただ、個人的には、お金があるならメリットの大きい上位3美術大学を狙ってみてほしいですね。
\ メリット /
- 美大よりは学費がかからない。
- バランスよくデザインを学べる。
- 就職するにも申し分ない実力がつく。
- ライバルが多く刺激を受けて成長でき、続けやすい。
\ デメリット /
- 有名美大ほどは就職時にプレミアがつかない。
- 入学時にコースを選択するため、合わないと思ったときに変更しにくい。
- 似たような人がたくさんいるので、就職時に有名企業に入るのは難しい。
女性ならこちらがオススメ
女性ならSHElikes(シーライクス)がオススメです!
>SHElikes(シーライクス)|女性のためのキャリアスクール
なんと言っても、無料体験があるのが嬉しい!
いろいろあるプランをえらんで受講可能で、費用や学びかた(受講のオフライン・オンライン)をえらべるのが魅力です。
さらに無料体験時の説明でイヤだな~と思ったらお金も発生しないので良心的&安心感もあるのがいいところ。
ひんぱんにキャンペーンもしてて、無料体験もあり、選べるデザイン分野が広い!
あと女性特化はうれしいですね。
女性が多いので、そのあたりのノウハウが豊富なのはすごくポイントが高いです!
経験として実感してますが、妊娠・出産があるとめちゃくちゃ働き方に制限がかかりますのでね。
気になる方はサイトを見てみるといいですよ。
美術大学
わたしはこのパターン(多摩美術大学)でした。
美術大学でも、圧倒的なブランド価値は『東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学』の3校にしかないので注意が必要です。
ブランド美大を出たと言うだけで(デザイン会社では褒められませんが)、一般企業だと鼻高々になれます。
美大パワーはとくに大企業で有効です。
上記の『芸大・多摩美・ムサ美』は『東大・慶応・早稲田』に相当するので、就職も転職も極めて有利。
わたしが現在勤務してる某有名企業に就職できたのは、まちがいなくこのおかげです(笑)
大学では専門学校で習わない基礎勉強、写真撮影、有名企業を呼んだ課題授業など、ぜいたくな授業まんさいです。
お金と時間があれば、目指す価値大です!
ただし、私立美大は本当~に学費が高額なので、そこはお気をつけくださいね。
わたしのようにふつうのサラリーマン家庭で受かると、お金で苦労する可能性があります。
あと一点だけ注意は、美大ブーストがかかるのは卒業直後の最初だけ!ということ。
実務経験ありのほうが美大よりも有利です。
基本的に美大ブランドは初期ブーストだと思っていただければと思います。
\ メリット /
- 有名なホワイト企業に新卒で就職できる。
- 初期値のステータスがほかの専門学校生などより高くなる。
- 転職などの際も学校のブランド力で、有利に進められることがある。
- 入学試験でデッサンがあるため、イラストも自前で描くことができるようになる。
\ デメリット /
- 入学が異常にむずかしい。予備校に通う必要あり。
- 学費が異常に高い。ふつうのサラリーマンには払えない。
- 東京藝術大学は国立なので安いが、浪人しないと入学がほぼ不可能なレベル。
デザイン会社
若さと健康、苦労をかえりみない上達意欲のある方には、こちらがオススメです!
20代なら未経験でもやとってくれる会社はあります。
30代ぐらいになると「その年齢でイチから育てるのはちょっと」と、断られる可能性が高くなるので気をつけてください。
以下を参考に、事前に就職エージェントに確認してくださいね。
\ デザイン会社就職のポイント /
- 残業時間や有給消化率、定着率はどうか?
- そのデザイン会社ではどのような分野が専門か?
- 企画提案~デザイン制作まで一貫して行っているか?
- ただチラシのレイアウトだけしているような下請けデザイン会社でないか?
ひたすらレイアウトだけしているようなデザイン会社だと、大きく成長できません。
企画立案→提案→作成と、最初から全部行っている会社をえらんでください。
なるほどー。
それなら企画の案を出すところから経験できて、すごくお得だね!
デザイン会社就職は、メタルスライム倒すみたいにゴリゴリ成長しますよ!
まあ、反動でわたしは病みましたけど。
健康が1番です!
つらくなったら無理せず退職しよう!
繰り返しになりますが、わりとブラックな会社が多いのでご注意ください。
\ メリット /
- 勉強しながらお金までもらえる。
- ものすごい勢いで成長ができる。
- がんばれば数年で有名企業などに転職も可能。
- 実務も経験できるため、考えうる中でほぼ最強の勉強法。
\ デメリット /
- 30代以降は未経験の就職が難しい。
- ブラック会社に当たる可能性も高い。
- 心身を壊さないように注意する必要がある。
- 定時で帰れる会社だったらとてもラッキー!な業界。
デザイン勉強法まとめ
いうことで、この記事の結論です!
結論①
若くて健康!最速最大で学びたい!
↓
『デザイン会社に就職』
これは、とにかくブラック会社に当たることだけが不安点です。
就職エージェントに残業時間や過去の入社状況など、聞きにくいことを必ず確認しておいてくださいね。
結論②
無理なくゆっくり勉強したい!
↓
『WEBスクール』
「転職はちょっと……」という人も多いと思うので、これが1番現実的な気がしています。
本気でプロになりたい人は講師の添削やカリキュラムで学ばないと、年単位でムダな時間がかかります。
ここは投資と考えて、お金をおしまないことを強くオススメします💦
AI時代の真のオススメ勉強法について
最後に、プロのデザイナーをめざす方向けの記事にあるまじき見解ですが、正直にお伝えします。
これから生成AIがどんどん進化していく中、わたしの1番のオススメは、
今から本職デザイナーを目指すのはやめるという選択肢です!
それってどういうこと!?
理由をご説明します。
以下の図をごらんください。
上の図のとおり、デザイナーという職は下からじわじわAIに侵食されつつある状況です。
近い将来、テキストで指示→AIがいいデザインを提出という時代が来ることが予想されるのです。
現に、AdobeExpressやCanvaというデザインツールではAIが搭載され、魔法のようにデザインができるようになってきています。
時間をかけて学んだことがムダになる危険もあるので、資金や精神力に自身のない方は、
独学セミプロ×SNSで集客✕AIかけ合わせ
という選択がコストもかからず将来性もあり、今の時代のベストだとわたしは思うのです。
そう考えると自分の場合、セミプロでもいいかも。
セミプロでいい!
という場合は勉強法も変わってきます。
セミプロなら本職プロほどお金も時間もかかりません。
ただ難易度が下がるぶん、ライバルも多いというデメリットもあるので、そこをSNSなどでカバーするのがAI時代に適応した勉強法ですね。
まとめると、以下のとおりです。
\ セミプロの勉強法はコチラ /
- ツールは無料のAdobeExpress・CanvaでOK!
- デザイン・ツールの勉強はYouTubeでOK!
- 可能なら集客のため、SNSを育てておく。
- ツールを通じてAIも学習しておく。
上記のAdobeExpress、Canvaはどちらも無料で使えるデザインツール。
ノンデザイナー向けなので操作もわかりやすく、どちらもかなり力を入れてAIを搭載しています。
AdobeExpressやCanvaをさわっていれば、自然とAIについても学習できるはずですよ!
ノンデザイナーがそこそこデザインをする場合、わたしのオススメは総合面でCanvaです。
とくに会社員の場合、Canvaのほうがプレゼン用のテンプレートなどビジネス系が豊富で、動画編集もこちらのほうが多機能で使いやすいです。
プラグインで最新のAI機能がいちはやく使える点も、Canvaに軍配が上がります。
1番は両方使えることですが、とりあえずは無料プランのCanvaを使って様子見がいいと思いますよ!
サイト見てみたけど、いろいろありすぎて正直どうすればいいかわからない……。
という方は、とりあえず無料テンプレ集のページへGO!
初心者の場合、とりあえず無料テンプレ集に行く→気になったデザインテンプレでデザインする!が、もっとも簡単な使い方です。
この場合、テンプレートでデザイン力を底上げしてるので実力が劇的UPすることはありません。が、テンプレやAIを駆使→すばやくセミプロレベルのデザインを作成するスキルはGET可能です。
「無料ならちょっと使ってみたいかも」という方は、お気軽にのぞいてみてくださいね。
本職プロの道も気になるならAdobeExpressもオススメだよ!
今の時代、いろいろやり方はあります。
自分にベストな道をみつけてくださいね!
AdobeCCを最安で買う裏技
最後に、デザインに必須なAdobeCCを最安で買いたい方は、以下の記事もどうぞ。
学生や教職員、法人以外の方はこちらの購入がベストですよ。
みなさんに最適なデザインが学べることを祈っています!