さっそくですが、今回の記事は以下の悩みについてまとめています。
\ この記事で分かること /
- 人の記憶に残る『ブランド名』のコツって?
- 副業するときの『自分のブランド』の名付け方は?
- 個人が『ブランド名』を考えるときのやり方を知りたい!
このようなお悩みに『ブランド名を決める』際のポイントについて記事を書きました!
あくまで『個人』が副業などで使うハンドルネーム・屋号の名前の決め方の解説です。
ここを意識すると、お客さんの記憶の定着率が変わってきます!
SNSなど、できてない人も多いので要チェックです!
筆者も『ミヤマ』という名前に改善してから、より認知度がアップした実感があります。
それに、Twitterで呼びかけられることも格段に増えました!
名前を改善するとお客さんが増えやすいってことだよね?
どうやったらいいか早く教えて!
ということで、収益アップにつながる命名方法をご紹介します!
【5分で分かる】個人ブランドネーム作成チャート
おいそがしい人は、こちらのシートをご利用ください。
書き込むだけで最適な名前が完成します!
【くわしく知りたい人向け】個人ブランド名の決め方3ステップ
その1 ブランド情報を明確にしてから慎重に決める
まず最初に、ブランド名を決めるときには『ブランドの目指す姿』と『ブランドのターゲット層』を明確にしてから作業に入ってください。
意外にここができてない人が多いです!
ブランド名は基本、一度つけらたら変更不可なので慎重に!
なぜかと言えば、途中で名前を変えると、お客さんの頭の中で以下のような現象が起こるからです。
イメージが一度『リセット』される
↓
ライトなファン層の一部が離れる
ブランド名は一度つけたら、原則大きな変更しないことをおすすめします。
え、新しい名前は覚えてくれないの!?
有名人とかなら話は別だけどね。
分かりやすい例をあげると、こんな感じ。
例えば、まだファンではないけど一応フォローしていたブランド『エックス』が、ある日『Xanadu』になったとします。
まあ、『Xanadu』になったのね!
Xanadu、辞書で調べると『ザナドゥ』って読むのね。
桃源郷って意味なんだ。ちゃんと覚えなきゃ!
となる人は、ほぼいません!
よほど熱烈なファンでもない限り、普通の人は『Xanadu』を見た時点で、
なにこれ、読めないし。
あ、名前変わったのか、もういいや。
となる可能性が高いです。
つまり、せっかくのファン候補が離脱するきっかけを与えてしまうわけです。
しかも、運悪く名前の変更を見過ごされていたらどうでしょう?
『Xanadu』? なんじゃこれ?
こんなの知らんし、よくわからんから消しとこ!
うわ、それありえそう!
あとで後悔しないためにも、せめて自身のブランドが目指す姿とターゲット層は明確にしてから名前をつけてください。
ちなみに、ブランドの明確化にはこちらの『ヒアリングシート』を使った自己分析がおすすめです。
書き込み式のシートもあるので、気になる方はこちらの記事もどうぞ!
その2 ファンが覚えやすい、分かりやすい名前にする
ここから実際にブランド名を考えるステップに入ります!
結論から言うと、無名の個人によるブランデイングなら、以下がオススメです。
自分の名前をそのまま使う
or
名前を少しアレンジしたブランド名にする
つまり『シャネル』とか『イヴ・サンローラン』みたいな感じです。
“作者=ブランド名”ね!
えー、もっとかっこいいのがいい!
なんで名前とブランド名を一緒にするわけ?
理由は、先ほどの『Xanadu』と同じです。
例えば、個人ハンドルネーム『桃太郎』さんが『Sweet peach』というブランドのサイトを作ったとしましょう。
ある人が『桃太郎』さんのツイッターを見て、リンクをポチッとしたとします。
この場合、お客さんの脳には単純に『桃太郎』と『Sweet peach』、2つの名前を覚える負荷がかかります。
これでは、後発の『Sweet peach』は忘れられる可能性があります。
しかし、これが『桃太郎』の個人ブランド『桃太郎』ならどうでしょう?
あ、わかりやすい。
覚えるのも1個だけだ!
この時の流れを説明すると、下記のようになります。
見たら一瞬で「桃太郎」と分かる
↓
見た人に負担がかからない
↓
楽なぶん記憶に残りやすい
ただ、もちろん「絶対に名前でなければ駄目!」というわけではありません。
例えば「Appleのようなおしゃれブランドで、ターゲット層が英語に抵抗がない二十代女性で、ブランド名にしたい単語がある!」など、確固たる理由があるなら英語でOKです。
でも、この場合でも難しい英単語は避けた方が無難です。
名前で、お客さんの負担にならないようにってことね。
確かに横文字で覚えられんサイトってあるわー。
その点、ブランド名=作者なら「ブランド知ってるけど作者がわからん」ということもないし、オススメだよ~。
個人ブランドは『その人』のファンになってもらう&ファンにより喜んでもらうのが理想形です。
複数人が集まったサークルなどでないなら、シンプルに個人の名前にしたり、名前を連想できるものにした方が記憶に残りやすく、おすすめです!
その3 ターゲットが日本人なら、ひらがな、カタカナ、ローマ字
あー、もうわかってきたよ。
漢字は読めないことがあるからだね。
そのとおり!
特に難読漢字は覚えにくいので不利です。
もちろん「あえて読めない漢字で目立つ」という逆の発想もあります。
デメリットを理解した上で、総合的に判断して難しいブランド名を選ぶならOKです。しかし、基本的に読みやすい名前の方が頭には残ることを覚えておいてください。
友だちに「えーと読み方わかんないんだけど、『Xanadu』ってブランド超おすすめだよ!」と言われても、すぐに忘れそうでしょ?
だったらさ、覚えやすい漢字ならOK?
『うらしま太郎』とか。
うん。
読みやすい感じならOK!
「世界観が和風だから、イメージを統一するためにも名前は漢字を使う!」などの判断も、もちろんOKです。
また、オシャレなブランドにありがちな英字ですが、『読解に負担がかかる短所』と『英字でデザイン性が高い長所』があります。
これはブランド傾向とターゲット層で判断してください。
\ こんなときは英字がいいかも! /
- ターゲット層がローマ字を習得しており、デザイン性を重視する。
- 世界観を維持するため、ブランド名はどうしても英字が望ましい。
- 商品の海外展開を予定している。
正解はブランドによってケースバイケースです。
ファンの立場で考えてください!
【追記】ブランド名を考えるときのアイデアとコツ
ハンドルネームそのままはヤダ!
デメリットがあってもオリジナリティのある名前がいい!
確かにオリジナリティは重要だね。
競合(ライバル)と差別化できるし。
イチから名前を考えるなら、オリジナリティがあり、ブランド傾向と合致して読みやすく、一度聞いたら忘れない、ブランドのターゲット層に好まれる名前にするのがコツです。
む、むずしい……。
ということで、オリジナリティを出すための具体的なアイデアをまとめました!
\ 名前決めのアイデア5選 /
- 連結法:2語をつなげて造語を作る。(例)メグミルク
- 擬人法:ブランドを人に例える。(例)一平ちゃん
- 略す:頭文字や語尾を省略する。(例)無印良品→MUJI
- オノマトペ:「ワンワン」などの擬音語。(例)ガリガリ君
- ダジャレ:ダジャレを使う。(例)熱さまシート(熱さますシート)
なるほど!
このアイデアで、記憶に残りやすい名前を考えてみるよ!
まとめ
最後に、今回の記事のまとめです!
\ まとめ /
- ブランドについて明確にしてから慎重に決める。
- 覚えやすく分かりやすい名前にする。
- ひらがな、カタカナ、ローマ字(簡単な漢字)推奨。
- アイデアをもとに、オリジナリティのある名前を考える。
ブランディングについては、以下の記事もよかったらどうぞ!
名前を決めるとき、お客さんであるファンのことを考えるのは大切ですが『作者が愛着を持って長く育てていける』というのも重要なポイントです。
ブランディングは継続が大前提。
納得のいくブランド名をじっくり考えてみてください!